熱分析は、NEXTステージへ。 高精度・高感度と優れた操作性を両立したNEXTA STA。
高評価を頂いていたデジタル水平差動天秤方式に加えて、新しく取り入れた天秤制御技術で、ugオーダーでのベースライン安定性、再現性を実現しました。また、高い温度制御技術による様々な温度プログラムへの対応、DTAからDSCに進化し比熱容量測定まで対応、試料観察測定の対応、高いレベルのガス置換性を実現しています。従来の測定用途に加えて、複合材料の成分定量、微量水分量の定量といった分析に威力を発揮します。
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高評価を頂いていたデジタル水平差動天秤方式に加えて、新しく取り入れた天秤制御技術で、ugオーダーでのベースライン安定性、再現性を実現しました。また、高い温度制御技術による様々な温度プログラムへの対応、DTAからDSCに進化し比熱容量測定まで対応、試料観察測定の対応、高いレベルのガス置換性を実現しています。従来の測定用途に加えて、複合材料の成分定量、微量水分量の定量といった分析に威力を発揮します。
1.世界トップレベルのベースライン安定性、再現性
従来好評を得ていたデジタル水平差動方式に加えて、NEXTAでは新しい天秤制御技術を取り入れまし
た。従来は、温度プログラムの履歴や周辺環境要因でのベースラインドリフトが発生していましたが、
新しい天秤制御技術では、温度プログラムに左右されないベースライン安定性を実現します。
2.高い温度制御技術により広がる測定用途
NEXTA STAで搭載している温度制御技術として、従来のアプリケーションである一定速度での昇温
及び昇降温測定、CRTA(速度制御型加熱方式)に加え、新たに交流温度制御測定を搭載しました。
これまで以上にさまざまな用途の測定に対応します。
DTAからDSCに進化し、TGとDSCの同時測定を実現しました。
また、温度変調DSC法を利用して、汎用DSCでは測定が出来ない幅広い温度範囲での比熱容量測定を
実現しました。
好評を頂いているReal View*オプションがさらに進化しました。
測定中の試料を観察するだけなく、デジタルズーム、画像解析、測長機能、さらに色彩解析
といった各種の解析機能を搭載し、様々なアプリケーションに対応できるようになりました。
STA200 | STA200RV | STA300 | |
天秤方式 | デジタル水平差動型 | ← | ← |
温度範囲 | 室温~1100°C | 室温~1000°C | 室温~1500°C |
TGベースライン1) | <10 ug | ← | ← |
TGベースライン安定性2) | <10 ug | ← | ← |
DSC機能 | 標準搭載 | ← | ← |
比熱容量測定 | 可能(オプション) | ← | ← |
温度精度 | +/-0.07°C | ← | ← |
温度確度 | +/-0.2°C | ← | ← |
Real Viewオプション | 非対応 | オプション | 非対応 |
ガスコントロール | MFC標準搭載 | ← | ← |
1) 1000°Cまで20°C/minで昇温時の最大ドリフト量