5kV/最大出力500VA、PWMアンプ搭載で、さらにお求めやすいAC耐電圧試験器
最大出力500VA、短絡電流200mAの性能を持つAC耐電圧試験専用機です。搭載されたPWMスイッチングで、電源環境に左右されない安定した試験が可能なので、IEC、EN、UL、VDEやJISなどの要求に基づく電気機器や電子部品のAC耐電圧試験に最適です。
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最大出力500VA、短絡電流200mAの性能を持つAC耐電圧試験専用機です。搭載されたPWMスイッチングで、電源環境に左右されない安定した試験が可能なので、IEC、EN、UL、VDEやJISなどの要求に基づく電気機器や電子部品のAC耐電圧試験に最適です。
AC耐電圧試験器TOS5200は、電気製品の安全確保に必要とされている4つの試験の中で耐電圧試験をするための試験器です。出力は5kV/100mA(AC)で、IEC、EN、UL、VDE、JISなど各国の安全規格および電気用品安全法の要求事項に基づく電子機器、電子部品の耐電圧試験が可能です。
また、新開発のスイッチングアンプを採用することにより試験電圧の安定性を向上。ACライン電圧や周波数が変化しても出力電圧を一定に保つことができるため、電源環境が不安定な地域でも安定した試験が行えます。様々なテストニーズに対応できる機能装備も充実。操作性・確実性・安全性を徹底した低価格なAC耐電圧試験器の「基準」モデルです。
TOS5200は、PWMスイッチング方式により、入力電圧に影響されず、高安定出力が可能です。従来のスライドトランス方式では入力電圧の変動が出力に影響するため、正しく試験出来ないことがあります。歪んだ電圧を被試験物に印加する事は新品不良の原因を作ってしまう(部品劣化の加速)場合もあるのです。TOS5200は、ACラインの変動に影響を受けず安定した高電圧を出力できます。特に海外など電圧変動の大きい地域でも「安心」して、「安定」した信頼性の高い「安全」な試験が可能です。さらに出力周波数も50Hz/60Hz選択可能です。
タクトタイムの短縮は生産性の向上につながります。タクトタイムを短くする事=測定の応答速度より早い試験時間では測定確度を極端に悪くしてしまうことから、耐電圧試験の命題でしたが、TOS5200では0.1秒からの設定が可能になりました。
ライズタイムコントロール機能は、EUT(被試験物)に必要以上のストレスをかけてしまうのを防ぐための機能です。EUTの安全性を確認するために耐電圧試験を行いますが、耐電圧試験の試験電圧はEUTが取り扱う電圧の5倍〜10倍というとても高い電圧を印加します。ライズタイムなしで急激に高電圧を印加すると、過渡的に大きな電圧が発生し、EUTに対してダメージを与える場合があります。このため、各安全規格では耐電圧試験の方法を規定し、試験電圧を徐々に規定の電圧まで上げて試験を実施するように求めています。TOS5200のライズタイムコントロール機能は、電圧上昇時間は0.1sから10.0sまで(0.1s分解能)設定でき、また最初に印加するスタート電圧も試験電圧の50%(固定)に設定可能です。さらにフォールタイム機能により、PASS判定で終了後、徐々に試験電圧を降下させることができます。電圧降下時間は0.1s固定(OFFも可)です。
AC耐電圧試験では設定電圧まで徐々に電圧を上昇させるライズタイムコントロール機能を搭載。電圧上昇時間は0.1s~10.0sまで0.1s分可能で設定可能です。
AC耐電圧試験のPASS判定時には、徐々に試験電圧を降下させることができます。電圧降下時間は0.1s固定(OFFも可)です。