マイクロホンの研究開発から品質管理まで、必要とされるあらゆる測定をカバー、MEMSデジタルマイクロホンにも対応
NTi Audio FX100オーディオアナライザ専用のマイクロホン測定用ソフトウェア。 RT-Microphoneは、短いテストサイクルタイムで広範囲な測定を可能とするターンキー・テストシステムを構築できます。
Menu
NTi Audio FX100オーディオアナライザ専用のマイクロホン測定用ソフトウェア。 RT-Microphoneは、短いテストサイクルタイムで広範囲な測定を可能とするターンキー・テストシステムを構築できます。
MEMS対応マイクロホン測定ソフトウェア (RT-Microphone)
テストパラメータとトレランス設定 | マイクロホンは、生産工程において一定のエラーレートで不良品が発生します。そのため生産品目の品質を高め、材料の無駄を最小限に抑えるには、製造の早い段階で欠陥のあるデバイスを取り除くことが重要です。最先端のマイクロホンテストシステムに要求される機能は、再現性、自動化、スピード、そして導入の容易さです。FX100オーディオアナライザ用マイクロホンテストソフトウェアは、要求されるこれらの全ての機能を備えています。 測定ファンクション:
|
ポーラプロット | NTi Audioのプレシジョン・ターンテーブルを使ったポーラープロット解析は、マイクロホン測定システムをオールインワン・ソリューションとして完結させます。ポーラダイアグラムは、マイクロホンの測定周波数における指向特性を表示します。細部を解析するため、測定角度を任意の解像度1度未満に設定することもできます。 ハイスピードのFX100オーディオアナライザは、5Hz~80kHzをカバーする一連の高速スイープ信号を出力し、その間、マイクロホンを定義された角度で回転させます。測定時間は、ポーライメージを対称に描写する180度モードを選択することで半分になります。 ポーラプロットグラフは測定終了後にアジャストでき、マイクロホンテストシステムとしてフレキシビリティに富んだポストプロセス機能を提供します。 |
リファレンスデータの記録 | オートキャリブレーション機能(例えばリファレンススピーカーのイコライゼーション)は、M2010 測定用マイクロホンを使用して実行されます。その後、高精度な"Learn-mode"では、代表値となる一つまたは幾つかのゴールデンサンプルを測定し、トレランス範囲の定義付けを簡易にします。フレキシブルなトレランス処理により、合否判定基準となるトレランスが自動的に導き出されます。テストシステムとして、例えば“Excellent”, “OK”, “Acceptable”, “Class 3”, “Reject”といったユーザー定義の最大で五つの品質群に区別することもできます。これにより製造者は品質クラスを見分けることが可能になります。 既存の製造ラインへの導入とホストコントローラへの接続は非常に簡単です。極めて短いテストサイクルタイムにより、マイクロホンテストシステムは大量生産ラインへ容易に適合できます。 |
プロダクションテスト / 周波数レスポンス | 特許権を持つ測定アルゴリズムは、工場騒音の影響を低減するように最適化されています。これにより生産ラインの産出高を最大化させ、同時に研究開発部門と同じ測定を工場屋内でも実施することを可能にします。プロダクションモードでは、測定値が定義されたトレランス値と比較されます。各パラメータの個々の測定結果は、一つのクラス(例えば合格や不合格)に判定されます。測定は次の方法で開始させることができます。
測定結果はPCスクリーンに表示され、デジタルI/Oにも出力されます(例えば緑・赤ランプを点灯させたり製品をえり分ける)。また、直接マイクロソフトExcel xlsxフォーマットへ収録できます。 |
お見積り・ご質問等、お気軽にお問合せ下さい。 |