株式会社小野測器 モーター&エンジン回転計 (CT-6710)

多彩なセンサーで、あきらめていた回転速度も計測可能に

CT-6710 は多種のセンサー入力が可能な小型エンジン回転計です。 小型筐体のため、エンジンやEV/HEVモーターベンチだけでなく、実車両でのエンジン、EV/HEVモーター回転計測にも有効です。

製品名
モーター&エンジン回転計
型番
CT-6710
価格
お問合せ下さい
発売日
発売中
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モーター&エンジン回転計の特長

特長

適合センサーのラインアップが拡大 

 

*注:センサーは別売りです

これまで捉えにくかったモーターやディーゼルエンジンの回転速度も、新たなセンサーで計測可能になりました。

 

NP-3000シリーズ 加速度センサー

圧電型振動検出⽅式で、ピストンの上下動に起因する振動を検出します。高感度で周波数範囲が広いため、より小さい振動でも回転速度の計測が可能です。これまで計測できなかったディーゼルエンジンにも、ぜひお試しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

MP-992 超小型電磁式回転検出器
モーターや、マグネット点⽕⽅式エンジンのマグネット回転軸からの漏洩磁束を電磁誘導方式で検出します。センサーヘッド長 13 mm のコンパクトサイズで、狭い空間にも設置可能です。モーターの回転計測を、簡単な取り付けで安定的に行えます。

 

MP-992 超小型電磁式回転検出器の図

トリガーレベル調整機能を強化

 

 

エンジンの始動から高回転域まで、回転速度のばらつきを抑え、安定した計測を実現する機能。トリガーレベル調整の煩わしさを軽減します。
お手持ちのセンサーの活用シーンが広がります。

 

 

トリガーアシストモード

 

イグニッション信号には、他気筒の点火による電磁誘導やノイズなどが混入しています。トリガーアシストモードをONすることで、点火信号のみを検出する最適なレベルに自動調整し、回転速度を変えても安定して計測することができます。

 

 


トリガーレベル追従機能

 

 

回転速度の上昇に応じてトリガーレベルを減少させる機能です。回転速度の上昇に伴い信号波形が小さくなって、検出できなくなる場合にご使用ください。 (IPシリーズ専用機能)

 

 

 

 

 

不要なノイズ信号を低減 入力分周機能

 

 

 

点火信号に近い振幅の周期ノイズが入力されると、トリガーレベルを調整しても不安定なまま。分周機能を追加することで、一定周期の信号に変換し、安定した計測が可能になりました。

 

 

 

 

 

別置きのアナログ回転速度表示器 (オプション CT-0677)

 

 

 

アナログメーターの針で回転速度の挙動を見たい。そんな要望にお応えする別置きの表示器です。(オプション:CT-0677)表示器への電源の接続は不要。アナログ信号ケーブル(表示器に標準付属)を接続するだけで、手軽にご使用いただけます。

 

 

 

 

基本機能

 

 

過渡現象を高速応答で捉える多様な出力機能

 

エンジン回転速度の過渡現象を高速応答で捉える

 

エンジン回転速度の過渡現象を高速応答で捉えます。
アナログ出力は、変換時間が入力信号の1周期+8 μs 以内で加減速の挙動に追従。パルス出力は、波形整形で遅れなく出力することができます。また、CAN出力機能(オプション:CT-0671)により、高速デジタル出力も可能です。

 

 

 

 

ECU用クランク⾓度信号でエンジン回転速度を計測 (オプション CT-0672)

クランクパルスプレートのパターンを学習

 

クランク角度信号の基となるクランクパルスプレートには増し歯や欠け歯があり、信号が等間隔に出力されないため、エンジン回転速度計測には適していません。
そこで、間隔が一定ではないパターンを学習して、クランク角度信号を用いた計測を可能にします。(オプション:CT-0672)

 

 

 

 

作業スペースを妨げない、軽量・コンパクトサイズ

イラスト(手のひらサイズ)

 

170(W) × 49(H) × 120(D) mm のサイズ
エンジンベンチだけでなく、 実車両での計測にも、使いやすいコンパクトさと操作性を追及しました。

 

 

トラッキング解析用 パルス出力機能

 

 

 

 

 

 

CT-6710 の DIRECT(回転同期信号用)パルス出力を当社DSシリーズに取り込んでトラッキング解析ができます。

 

 

 

 

エンジン停止時も安心 減速条件測定機能

イラスト(減速演算機能)

 

エンジンの急停止などによって検出パルス信号が急激に減少した場合の停止条件を設定する機能です。
予測演算の停⽌時間(ESTIMATE)は、最後に検出した信号周期から予測しアナログ出⼒を減少して停止。保持時間(KEEP)は、予め設定した時間にアナログ出⼒を0Vにして停止します。

 

 

エンジンの状態を監視するコンパレーター出力機能

イラスト(コンパレーター)

 

エンジンランおよびオーバーランの判定条件を設定する機能です。
エンジンの回転数がエンジンランの設定値を超えると、エンジンが始動したと判断。オーバーランの設定値を超えると、エンジンの異常と判断して、接点信号を出力します。

例えば エンジンランを
500 r/min、オーバーランを
6000 r/min で設定したとすると、左図のような動作になります。

 

 

使い勝手のよい視認性 & 操作性
イラスト(表示例)

 

 

視認性が高いことによりメニュー形式で機能設定が簡単に設定できます。
設定頻度が高いセンサー種類、パルス数、トリガレベルの設定は、回転ノブを含めたダイレクトキーにすることで、設定に時間がかかりません。

 

高速デジタルデータ CAN 出力機能
(オプション:CT-0671)            

イラスト(表示例)

 

ボーレート (kbps)125, 250, 500, 1000
更新周波数 (Hz)OFF, 1, 2, 5, 10, 20, 100, 1000

回転速度データをCAN 通信で出力します。
出力更新周波数は、最大 1 kHz です。CANロガーなどCAN 通信可能な機器で回転速度データを収録できます。

 

 

 

システム構成

 

リアパネルセンサー接続構成図

 

 

 

*:コネクター接続のみ可能ですので、LG-930のケーブルをコネクター加工する必要があります。
ケーブル加工のお見積もりは別途お問い合わせください。

 

 

 

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