実電波環境を実験室内で再現できるRF信号レコード&プレイバック
【中心周波数:9KHz~44GHz、帯域幅:1GHz、マルチチャンネル】 ポータブルで実環境の電波状況を現地で記録し実験室に持ち帰ってから再生することが可能!例えば、その再生信号をDUT/SUTなどに入力することにより目的のシステム/機器をじっくり検証できます。
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【中心周波数:9KHz~44GHz、帯域幅:1GHz、マルチチャンネル】 ポータブルで実環境の電波状況を現地で記録し実験室に持ち帰ってから再生することが可能!例えば、その再生信号をDUT/SUTなどに入力することにより目的のシステム/機器をじっくり検証できます。
RADAR/EWシステム開発において独自の信号処理や送受信機を開発する場合、従来は、最終的なシステム検証のために大 掛かりなフィールド試験を実施する必要があり、多くの時間やコストを費やさなければなりませんでした。また、フィールド試験の代わ りにRFチャネル・エミュレータを利用する場合にも、実環境を完全にエミュレートするには多数の信号源/ノイズ源のそれぞれについて 多数のパラメータを適切に設定しなければならず、やはり、多大なコストや時間を必要とします。
そこでNIは、RF信号レコード&プレイバックシステムを提案します。ポータブルな本システムにより、実環境の電波状況を現地で 記録し、実験室に持ち帰ってから再生することができます。例えば、その再生信号をDUT/SUTなどに入力することによって、目的 のシステム/機器をじっくり検証することが可能になります。また、NIのRF製品はFPGAを内蔵しており、あらゆる信号処理をプログ ラマブルに実行可能なSDR構成となっていますので、カスタマイズや独自回路の追加などが自由自在に可能です。
![]() (画像をクリックして拡大できます) | RADAR/EW信号処理 システム開発における ・実環境におけるアルゴリズム検証 ・実環境におけるEWレシーバーの 機能/性能検証 ・RFチャネルエミュレーションの 代替用途など |
![]() 図1.LabVIEW サンプルプログラム (画像をクリックして拡大できます) | ・マルチチャンネル 同時記録/同時再生 ・最適転送レートの自動検知 ・記録信号スペクトラムのグラフィック表示 ・信号記録レベルを調整可能 ・複数RAIDボリュームへのIQデータ記録が可能 ・記録した信号データのグラフィック解析ツール |
図2.RF信号レコード&プレイバックシステム構成図