RS-232CをBluetoothに変換!Windows PCからCOMポートデバイスとして制御
RS-232C機器とパソコンをBluetooth通信で接続 Bluetooth Version 4.2 BR/EDR準拠、Class2対応 シリアル通信パラメーターのデータビット8bit/7bit対応 1台のホストに複数台の同時接続が可能 CTS/RTSを使用したハードウェアフロー制御をサポート 駆動電源はACアダプターのほかデバイスからの受給も可能
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RS-232C機器とパソコンをBluetooth通信で接続 Bluetooth Version 4.2 BR/EDR準拠、Class2対応 シリアル通信パラメーターのデータビット8bit/7bit対応 1台のホストに複数台の同時接続が可能 CTS/RTSを使用したハードウェアフロー制御をサポート 駆動電源はACアダプターのほかデバイスからの受給も可能
点灯 | 点滅 | |
---|---|---|
緑(アクセス) | データ送受信 | - |
青(Bluetooth) | 接続中 | 未接続 |
NO | 用途 | 出荷時 |
---|---|---|
1 | 未使用 | OFF |
2 | シリアル通信速度 9600bps固定 | OFF |
3 | CTS/RTSフロー制御 有効 | ON |
4 | D-Sub9番ピン 5V電源出力 | OFF |
5 | モード切り替え ON:HID、OFF:SPP | OFF |
RS-BT62をRS-232C機器に装着し、Bluetoothで無線化。Windows PCおよびAndroidタブレットから、Bluetooth通信で制御がおこなえます。ケーブルレスで複数台の接続も可能で、機器の配置や移動の自由度が向上します。
Bluetooth Version 4.2 BR/EDR準拠、Class2対応
約10m(見通し)の距離で無線通信が可能です。
シリアル通信パラメーターのデータビット8bit/7bit対応
バーコードスキャナー・ジャーナルプリンター・電子天びん・RF-IDタグリーダーなど、さまざまなシリアル機器とBluetoothで通信。データビット7bitにも対応し、旧式のシリアル機器も使用可能です。
※公衆回線モデム等、通信制御にDTR/DSRを使用するRS-232Cデバイスでは使用できません。
視認性のよいアクセス・ステータスLED
本製品はコネクタの対極にLEDを装備。コネクタがどちらの向きであってもLEDが確認でき、Bluetooth接続やデータ送受信の状況を把握できます。
1台のホスト端末(Windows PC、Androidタブレット)から最大7台までのRS-BT62と同時接続が可能です。
※同時接続台数は、使用するOS、Bluetoothスタックにより異なります。
※同時接続台数は使用するBluetoothデバイスの合計台数です。Bluetooth接続の他デバイスを使用している場合は、RS-BT62と他デバイスの合計数が同時接続の上限となります。
シリアル通信速度は、1,200bpsから230,400bpsまでをサポート。DIPスイッチにより9,600bps固定モードにも設定が可能です。
CTS/RTSを使用したハードウェアフロー制御をサポート。RS-232CデバイスとBluetoothの間でデータ送信をする際、データ損失やバッファオーバーフローを防止することができます。
※DTR/DSR、DCD、RI信号は未サポートです。
本製品の駆動電源は、標準添付ACアダプターからの給電のほか、接続デバイスからD-Sub 9番ピンを介し5V~12V電源の受給も可能です。
また、本製品のDIPスイッチの5V出力をオンにしてACアダプターを接続すると、D-Sub 9番ピンから外部の機器へ電源を供給することもできます。
本製品に添付するACアダプターには、狭い場所への取付時にも干渉しにくいL字タイプのコネクタを採用しています。
WindowsPCで使用時、RS-BT62に接続しているデバイスは自動的にCOMポートデバイスとして認識。既存のCOMポートアプリケーションがそのまま使用可能です。
※すべての既存アプリケーションをサポートするものではありません。
Windows用シリアルパラメーター設定、簡易ターミナルを提供。COMポートおよびSocketAPIのサンプルソースコード(Windows VC++2008)をダウンロード提供。Windows 11、Windows 10(64bit)対応。
Android端末からは、OS標準のBluetooth設定を使用して接続可能。パラメーター設定、簡易ターミナル、サンプルアプリケーションをGoogle playからダウンロード提供。Android10以降に対応。
RATOC e2e Storeサイトでは、会員限定でAndroidサンプルプログラムのソースおよび解説マニュアルをダウンロード提供。
本製品とWindowsPC間のBluetooth電波強度から電波状況を可視化。測定間隔と回数を指定し、測定したデータと時刻をCSVファイルに保存することができます。
RS-BT62は、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDE、DEHP、BBP、DBP、DIBPの有害10物質を使用していない、環境と人にやさしい製品です。
RS-BT62外形寸法
(前モデル)REX-BT60外形寸法
バックアップ電源、磁気カードリーダー、シリアルプリンター、電子天びんなど、RS-232Cポート搭載の機器
※公衆回線モデム等、通信制御にDTR/DSRを使用するRS-232Cデバイスでは使用できません。
Bluetoothを装備した以下の機種
Windows 11、Windows 10 ※64ビット対応
Android OS
RaspberryPi OS
名称 | Bluetooth RS-232C 変換アダプター(SPP Profile ベーシックモデル) | ||
---|---|---|---|
型番 | RS-BT62 | ||
インターフェイス | RS-232C | EIA/TIA-232-F Standards準拠 | |
Bluetooth | Bluetooth version 4.2 BR/EDR | ||
RS-232C トランシーバー | MaxLinear SP3232ECY(または同等品) | ||
Bluetooth プロファイル | SPP | ||
Bluetooth 送信周波数 | 2,402-2,480MHz FHSS/GFSK 79チャンネル – 1MHz間隔 | ||
RS-232C 接続コネクタ | D-Sub9Pin(オス) x 1 | ||
RS-232C 入出力レベル | ドライバー | ハイレベル出力:+5V(min)/+5.4V(TYP) ローレベル出力:-5V(min)/-5.4V(TYP) | |
レシーバー | 入力電圧範囲:-15V(min.) ~ +15V(max.) | ||
RS-232C 通信方式 | 非同期通信 | ||
データビット | 7 / 8 | ||
パリティビット | None / Even / Odd | ||
ストップビット | 1 / 2 | ||
フロー制御 | CTS / RTS | ||
RS-232C 通信速度 | 1200/2400/4800/9600/19200/28800/38400/ 57600/115200/230400 bps | ||
Bluetooth 伝送距離 | Class2(10m 程度) | ||
対応OS | Windows 11 / Windows 10 ※64bit対応 Android OS RaspberryPi OS | ||
COM ポート版サンプルプログラム(VC++2008) | 仮想COM ポートを使用したサンプルプログラムで、通信パラメーター/PIN コード/デバイス名の設定、データの送受信を行う。 | ||
WinSock版サンプルプログラム(VC++2008) | WindowsSocketAPI を使用したサンプルプログラムで、通信パラメーター/PIN コード/デバイス名の設定、データの送受信を行う。 | ||
外形寸法 | 約73.8(L)×35(W)×16(T) [mm](突起部を除く) | ||
重量 | 約33g(本体のみ) | ||
電源電圧 | DC+5V | ||
消費電流 | 210mA(送受信時:外部電源供給分を含まない) | ||
動作環境 | 温度:0~55℃ 湿度:20~80%(ただし結露しないこと) | ||
添付品 |
| ||
標準価格(税別) | ¥27,800 | ||
JANコード | 4949090600669 | ||
原産国 | 日本 |
番号 | 動作 | 出荷時設定 |
---|---|---|
1 | 未使用 | OFF |
2 | ONの場合はシリアル通信速度を9600bpsに固定する。 | OFF |
3 | ONの場合はRTS/CTSフロー制御を有効にする。 | ON |
4 | 電源アダプターを接続しONにした場合は、D-Sub 9番ピンから5V出力する。 デバイスから電源供給する場合はOFFにしてください。 | OFF |
5 | SPP/HID モード切り替え。ONではHID モード、OFFではSPPモードで動作。 | OFF |
ピン番号 | 信号名 | 説明 |
---|---|---|
1 | NC | 未接続 |
2 | RxD | データ受信 |
3 | TxD | データ送信 |
4 | NC | 未接続 |
5 | GND | グランド |
6 | NC | 未接続 |
7 | RTS | データ送信要求 |
8 | CTS | データ送信可能 |
9 | DC5V~12V IN / 5V OUT | 入力はDC5Vから12V、出力は5V専用 |
※DCD/DTR/DSR/RI の機能は使用できません。 |