Menu
SNS :
RTシリーズは､車体のロール･ピッチ･スリップアングル等車両挙動の全パラメーターを高精度に測定するためのシステムです。ADAS テスト用RT-Range Hunter 機能を利用することで最大4つの移動ターゲットを追跡し、テスト用車両と相対的な位置、向き、速度、加速度を計測できます。これらの計測は全てRT3000単体で実施可能で、セットアップ時間を短縮できます。
世界有数の自動車メーカーやサプライヤー、イノベーターに選ばれるINSのRT3000は、車両の位置･向き･ダイナミクスの測定時にテストエンジニアに「グラウンドトゥルース」を提供します。
2005年に発売されたRT3000v2は､自動車試験の基準となりEURO NCAP試験を含む自動車業界の試験のための基準システムとなりましたが、v3はさらにそのレベルを引き上げました。
OxTS車両試験用高性能INSとして､RT3000v3は完全な測定ソリューションであり､現在では内蔵RT-Range 機能を備えています。
RT3000 v3は、RT3000 v2が長い間讃えられてきた信頼できる測定精度はそのままに、より大きなアクセス性、接続性、効率性を保証する革新的な機能をプラスしたものになります｡
ハードウェア機能
・NEW - オンボードNTRIPクライアント-オープンロードでの修正受信を容易にします。
・CAN 2.0および新しいCAN-FDインターフェース
・直交エンコーディングによる車輪速度入力
・イーサネットポート3個
・屋内測位インターフェース（オプション
・CAN取得（オプション）- 他のセンサから取得したCANデータをRTに記録可能
・NEW – 相対測定 (RT-Range – オプション）を オンボードで計算
・Terrastar対応
自動車試験用ファームウェア機能
・Quad-GNSS（GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou）を標準装備
・gx/ix™ RTK GNSS/INSタイトカップリング技術 - 劣悪な環境での位置精度を向上
・Pozyx 2GADGNSS非対応空間でのデータ精度を向上させる技術
・角および線形加速度フィルタ - 不要なノイズを低減
・ロボットインターフェース - パス追従アプリケーションとプラットフォームに直接ナビゲーションインターフェースを提供
・ローカル座標 – データはグリッド上の X、Y 原点から移動されます。
・複数のスリップポイント – 車両上で最大8つのユーザー設定ポイントからのスリップ角を測定
・サーフェス傾斜 – 傾斜に対するピッチ/ロールの相対値を測定
・INS出力を車両上のあらゆるポイントに移動
アプリケーション
・車両ダイナミクス試験
・スリップ角測定
・操舵ロボット誘導(ABダイナミクス推奨)
・ブレーキ試験
・EURO NCAP試験
・横滑り防止装置 (ESC）試験 – NHTSA FMVSS126
・動的な車線変更 - ISO3888
・自動運転車のグラウンドトゥルースリファレンス
製品仕様
GNSSコンステレーション：GPS L1,L2/GLONASS L1,L2/北斗B1,B2/ガリレオE1,E5
位置精度：1.5m SPS/0.6m SBAS/0.4m DGPS/0.1m PPP/0.01m RTK
ロール/ピッチ精度：0.03°
機首方位精度：0.1°(シングルアンテナ)/0.05°(デュアルアンテナ)
測定速度：100Hz/200/250Hz
作動温度：-40°C~ 70°C
仕様温度：-10°～50°C
電源入力：10-50V
消費電力：15W
寸法：184 x 120 x 71mm
重量：1.4kg
ロギング容量：32GB
インターフェース イーサネット(x3),シリアル(x3),デュアルアンテナ有り
