平成29年度 日本音響学会 技術開発賞
4chビームフォーミング音源可視化システムは、音源からマイクロホンまでの位相差情報から音圧分布を得てカラーマップで可視化する方法です。ビームフォーミングではより広帯域の音に適応するために、数十、百を超えるマイクロホンを使用することが多く、サイズは大きくなりがちでした。当社の「4chビームフォーミング」は4本という少ないマイクロホンで音の可視化をリアルタイムで実現したシステムです。
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4chビームフォーミング音源可視化システムは、音源からマイクロホンまでの位相差情報から音圧分布を得てカラーマップで可視化する方法です。ビームフォーミングではより広帯域の音に適応するために、数十、百を超えるマイクロホンを使用することが多く、サイズは大きくなりがちでした。当社の「4chビームフォーミング」は4本という少ないマイクロホンで音の可視化をリアルタイムで実現したシステムです。
解析周波数 500 Hz~8 kHz※ の音源探査が可能です。(※推奨解析周波数)
ビームフォーミングの演算に、新しい手法を用いることにより、少ないマイクでも音源位置を精度よく捉えます。
音源位置の追従性が良いので、定常音・過渡音に関わらず可視化が可能です。
近距離測定で反射波や環境影響を低減し、S/Nを確保しやすくなります。
これまで音源可視化が難しかった環境でも音源位置の把握が可能になります。
マイクロホンプローブが小型軽量となり、従来のビームフォーミングの装置では難しい狭い空間でもマイクロホンプローブを手に持ち、移動させながら音源を捜すことができます。新開発の音源可視化マイクロホンプローブ MI-5420は、高周波用と低周波用プローブヘッドを用途に応じ、付けかえて計測します。