太陽光パネルのI-Vカーブ特性を模擬する太陽電池模擬電源
太陽電池模擬電源(ソーラアレイシミュレータ、PVシミュレータ)は、太陽電池の出力を模擬する電源です。このシミュレータがあれば実際の太陽電池に接続しなくても、パワーコンディショナや太陽光発電システムの発電効率など評価が可能になります。
Menu
太陽電池模擬電源(ソーラアレイシミュレータ、PVシミュレータ)は、太陽電池の出力を模擬する電源です。このシミュレータがあれば実際の太陽電池に接続しなくても、パワーコンディショナや太陽光発電システムの発電効率など評価が可能になります。
サンディア国立研究所やCECが公開している世界中の太陽光パネルのI-Vカーブ、10000種類以上をETSに取り込んでシミュレートできます。
太陽光の照度とパネルの表面温度データを動的に変化させることができ、リアルな試験を繰り返し実施することができます。設定は1秒に1ポイントですが、さらに1秒間に128ポイントの演算を行うことで非常になめらかなI-Vカーブの変化を実現しています。
アレイは最大100モジュールまでの構成が自由にできます。モジュール毎に特性が定義できるので、メーカーの異なるモジュール混在のアレイ設定も容易です。さらに、各モジュールに対する日射量、温度、バイパスダイオードの設定ができるので、アレイの一部が陰る部分影やモジュール劣化などの異常条件を想定したシミュレーションも可能です。
ETSシリーズは出力キャパシタを極限まで小さくすることにより太陽電池に近い高速応答性を実現しています。汎用直流電源を用いたシミュレータは出力キャパシタが大きく、パワーコンディショナのMPPTに正確に応答できず、シミュレーションしているI-Vカーブと実際の出力が異なります。太陽電池模擬電源として、専用ハードウェアを用いたETSシリーズは業界一の高速応答性を実現しています。
(左)ETSシリーズ:I-Vカーブを正確に再現/(右)廉価版シミュレータ:I-Vカーブと異なる出力
型番 | 容量 | 最大電圧 | 最大電流 | MPPT応答性 | サイズ | 重量 |
ETS60X14C | 840W | 60V | 14A | 250Hz | W483mm x D574mm x H44mm | 9.5kg |
ETS80X10.5C | 840W | 80V | 10.5A | 250Hz | W483mm x D574mm x H44mm | 9.5kg |
ETS150X5.6C | 840W | 150V | 5.6A | 250Hz | W483mm x D574mm x H44mm | 9.5kg |
ETS600X8C | 5kW | 600V | 8.3A | 200Hz | W483mm x D648mm x H133mm | 18kg |
ETS600X17C | 10kW | 600V | 16.7A | 200Hz | W483mm x D648mm x H133mm | 27kg |
ETS600X25C | 15kW | 600V | 25A | 200Hz | W483mm x D648mm x H133mm | 36kg |
ETS1000Y5C | 5kW | 1000V | 5A | 200Hz | W483mm x D648mm x H133mm | 18kg |
ETS1000Y10C | 10kW | 1000V | 10A | 200Hz | W483mm x D648mm x H133mm | 27kg |
ETS1000Y15C | 15kW | 1000V | 15A | 200Hz | W483mm x D648mm x H133mm | 36kg |
※詳細な仕様についてはお問合せください。