高分解能ICP-OESは新たなるステージへ ダイレクトドライブ機構搭載
直接回折格子を高速・高精度駆動する真のダイレクトドライブを実現しました。これまでのICPのイメージを一新する高速、高精度な測定を全スペクトル領域で行えます。 (代理店:日本電計株式会社と共同出展)
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直接回折格子を高速・高精度駆動する真のダイレクトドライブを実現しました。これまでのICPのイメージを一新する高速、高精度な測定を全スペクトル領域で行えます。 (代理店:日本電計株式会社と共同出展)
分光光学素子の精密加工および光学系の最適化、 進化したダイレクトドライブによるスキャニング 技術により、高いスループットを有しながら、 波長分解能(半値幅)を当社従来機の0.0045nm から世界最高水準の0.003nm(スキャン分解能は 0.00065nm)へと向上させました。 | Hg 404nmのスペクトルプロファイル比較 |
試料導入系などの改良により霧化試料の導入 安定性が増し、一時間の長期測定で再現性 CV0.4%以下、測定結果の信頼性を高めまし た。 |
Hyper Direct Driveの搭載により、回折格子の回転スピードを 従来の10倍以上向上しています。全スペクトル領域をわずか 1秒で駆動できます。測定時間の短縮により、サンプルの消費 量が減少できます。また、超高分解能で位置決め精度・停止 安定性の優れたダイレクトドライブモーターを用いることに よって、高精度の測定が可能となります。 | |
プラズマボックス内のガス配管と フィルターの配置を見直し、操作 性と保守性が向上しました。 またオプションで、Ar(アルゴン) ガス消費を半減するActiveFlowシ ステム、内標準専用分光器の利用 もできます。 |
Hyper Direct Driveは全波長領域をわずか1秒で回折格子を駆動することができます。そのため、定性
分析や定量測定の波長選択を行うための条件決定測定の時間が格段に早くなりました。アルゴリズム
も変更し、従来に比べ1/4の約1分間で全元素の定性分析を行なうことができます。
ハイパーダイレクトドライブ機構は最小2pmのステップによる 波長駆動が可能です。それにより任意に設定した広域の精密な 連続スペクトルの取得を行なえるようにしました。この情報 を元に定性判定や定量測定のための波長選択などを行うことが できます。 |
Hyper Direct Driveの採用により、高分解能な 回折格子(4320本/mm)で460nmまで測定で きるようになりました。4320本/mmの回折格 子は世界最高水準の分解能0.0030nmを実現し ており、高分解能を要求されるレアアースの 測定などに有効です。
| 420~460nm範囲の主なレアメタル・ レアアースの分析線 |
130nmから850nmまでの広範囲波 長に存在する元素の一斉分析が可能 で、塩素、臭素などのハロゲン元素 の測定もできます。 (PS3520UVDDⅡ)
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型式名 | PS3510DDⅡ | PS3520DDⅡ | PS3520VDDⅡ | PS3520UVDDⅡ |
分光器数 | 1ch | 2ch | 2ch | 2ch |
分光器内雰囲気 | パージ | パージ | 真空 | 真空 |
マウント方式 | ツェルニターナ | |||
波長範囲 | 160~850nm | 130~850nm |
高周波プラズマ発生部
周波数 27.17MHz
最大出力 1.6kW
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