瞬時にリアルタイム画像を提供する、オートフォーカスおよびオートセンタリングのライブ・ビュー機能
コネクターを FI-3000 に接続し、オートフォーカス・ボタンをタッチすると、ライブ・ビュー機能によって光ファイバー端面のライブ・ビューが瞬時に表示されます。セットアップや処理の時間を要しません。デュアルカメラにより、単芯ファイバーまたは端面全体の共通の統合された画像が得られます。簡単なジェスチャー操作で対象部分を拡大したり、コネクター全体の横移動表示ができるほか、特定のファイバー画像をタップするだけで詳細表示ができます。
端面の自動合否テストを数秒で実行(任意試験)
ファイバー・リンクと MPO 接続の手動検査は時間がかかり、人的ミスを引き起こす可能性があります。コネクター上の複数のファイバー端面をすべて手動で追跡するのは困難です。FiberInspector Ultra MPO/単芯両用コネクター検査カメラのオートテスト・モードは、コネクター上のすべてのファイバー端面を検査し、IEC 61300-3-35 業界規格に基づく評価を行います。1 本のファイバー当たり 2 秒未満で合否結果を表示します。ジェスチャー操作によるユーザー・インターフェースを介して、要約ビューと詳細ビューの切り替えを簡単に行えます。
端面が不合格になった場合、FiberInspector は不合格になったファイバーを示して、不合格の原因となった領域を強調表示します。(汚れ、へこみ、欠け、擦り傷)をハイライト表示します。不合格の原因を把握することで、必要なクリーニングの種類を判断したり、または損傷の激しい修復不可能なコネクターを見極めたりすることができます。
要約ビュー(左)から端面画像(中央)へとシームレスに切り替え、ジェスチャー操作によるインターフェースを使って個々のファイバーを拡大し(右)、コネクター全体を横切って表示できます。個々のファイバーにはラベルが付いているため、簡単に識別できます。選択した規格に基づいて、不合格は赤、合格は緑で示されます。
iOS および Android アプリで簡単にデータを共有
小規模なジョブや簡単な検査を行う場合は、Wi-Fi を介して FI-3000 を iOS または Android 機器に接続することもできます。FiberInspector アプリ (FI-IN) を使うと、オプションの合否結果を簡単に確認できるだけでなく、FI-3000 をコントロールして、ライブ・ビューで各端面を拡大/縮小したり、端面全体を横移動表示したりすることができます。また FI-IN では、結果に名前を付けて機器に保存したり、画像や PDF レポートをチームに送信して、素早く簡単に共同作業を行えます。
結果をスマートフォンに保存したり、他の人と共有したりできます。