ETC車載器を車両へ取り付けた後に通信試験を行うためのシステム
■当社製「DSRC路側システム ME9300」を応用 ■ETC車載器を車両へ取り付けた後に通信試験を行うためのシステム ■主に生産ライン向けとして好適
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■当社製「DSRC路側システム ME9300」を応用 ■ETC車載器を車両へ取り付けた後に通信試験を行うためのシステム ■主に生産ライン向けとして好適
※上記は一例です。お客様の試験環境に応じたカスタマイズも可能です。詳しくはお問い合わせください。 以下のセグメントから成り立っています。「ETC実車装着試験システム図」参照。 ETC車載器と無線通信し、試験を行います。 ME9302改にETC実車装着試験専用のシナリオを登録し、制御します。 ※試験内容により、DI,DOの挙動をカスタマイズすることも可能です。ただし[オプション]となります。 ※外見に関してはME9300のカタログをご参照ください 各機器を接続し、ME9302改の専用ACアダプタを電源に接続することで電源がONとなり、 内部に記録されているシナリオが自動起動し、試験を開始できる状態となります。 POWER LED OPERATING LED 引綱スイッチからのDI1への入力により、CH1(TX:5.795GHz/RX:5.835GHz)の試験を行なった後、CH2(TX:5.805GHz/RX:5.845GHz)を連続して試験します。ETC実車装着試験システム図(構築例)
仕様
1.システム構成
2.ME9301改(アンテナ部)
無線部 送信周波数 5.795GHz(CH1)、5.805GHz(CH2) 送信電力 0.6mW -50%/+20% 変調方式 ASK 無線規格 ARIB STD-T75準拠 電源 入力電圧 約6.6VDC 消費電力 約1.5W インタフェース RS-422A準拠、ME9302改と接続 その他 動作温度 -20℃~+50℃ 大きさ 175Wx45Dx130H(mm) (取付金具を含まず) 重さ 約1kg(取付金具を含む) 防水性能 IP67相当、屋外設置対応 3.ME9302改(インタフェースボックス部)
インタフェース RS-422A準拠、ME9301改と接続 電源 入力電圧 9VDC(専用ACアダプタMA400使用、入力はAC100V~240V) 消費電力 約3.5W ステータス表示LED DI(デジタル入力) 入力点数 1 入力形式 フォトカプラ オン電圧 +9V (ME9302改内部で供給) オン入力電流 約4mA DO(デジタル出力) 出力点数 2 出力形式 フォトMOSリレー 最大負荷電圧 60V(AC,DC) 最大連続負荷電流 210mA(150mA@50℃) オン抵抗 2.3Ω(typ),4.0Ω(max) オフ漏れ電流 1μA(max) 動作時間 0.6ms(typ),2.0ms(max)
(フォトMOSリレーのみ)復帰時間 0.06ms(typ),0.2ms(max)
(フォトMOSリレーのみ)その他 動作温度 0℃~+50℃ 大きさ 240Wx210Dx60H(mm) 重さ 約1.6kg 4.ME9303(専用I/Fケーブル)
長さ 標準25m (オプションで最大100m) システムの動作
1.試験の実行
引綱スイッチを引くことで試験を開始します。2.ランプ結果表示
合格 不合格 緑ランプ 5秒点滅 消灯 赤ランプ 消灯 5秒点滅 3.ME9302改LED 表示
状態 意味 点灯 電源ON 消灯 電源OFF 状態 意味 考えられる状態 低速点滅(0.5Hz) 正常 - 点灯 異常 ME9301改とME9302改の間のケーブル(ME9303)が切断、もしくは外れている 高速点滅(2Hz) キャリアセンス 試験エリアに別のDSRCテスタ(RSU)が稼働している シナリオの動作
1.概要
結果は成功の場合DO1(緑ランプ)へ、失敗の場合はDO2(赤ランプ)へ出力をおこないます。
CH1で失敗した場合、CH2の試験は行いません。2.フローチャート
※仕様・形状は、事前の断りなしに変更されることがあります。