ETC/ITSスポットの電界強度測定に最適
本システムはETC/ITS スポットの電界強度分布を運用波またはCW波で短時間で測定し、電界強度グラフやマップ図を作成します。
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本システムはETC/ITS スポットの電界強度分布を運用波またはCW波で短時間で測定し、電界強度グラフやマップ図を作成します。
特長
価格は295万円と廉価
台車と車載による測定が可能で、ETC測定システム(アンテナ9個)の価格は295万円と廉価です。
ITSスポットの電界強度測定機能
オプションとして、ITSスポットの電界強度測定機能が追加できます。(50万円)
走行中に自動で測定
本線上にある複数の路側機を測定する場合、自動測定モードを適用するとあらかじめ登録された測定区間の位置と測定条件にしたがって、走行中に自動で測定が行われます。
システム概要
台車タイプでアンテナを最大17個装着した場合、3.2m幅のレーンを1回で測定できます。
システム構成
■システム価格 (○印はシステムに含まれるもの)
ETC | ITS | 車載 | 台車 | アンテナ | |
---|---|---|---|---|---|
S1 | ○ | ○ | ○ | 9 | |
S2 | ○ | ○ | ○ | ○ | 9 |
S3 | ○ | ○ | ○ | ○ | 17 |
S4 | ○ | ○ | 7 | ||
S5 | ○ | ○ | 1 |
標準仕様
[アンテナ]
標準は9個で3.2m幅のレーンを2回で測定できます≪アンテナ間隔20cm≫。
アンテナ数は17個まで増やせます。また1個のアンテナを用いて、路側機の送信周波数と送信パワーをCW波で測定できます。
外形寸法:138(W)×30(D)×101(H)mm (突起物除く)
周波数精度:±5ppm
[台車] 速度センサを装備しているので、測定距離は自動的に算出されます。 17個のアンテナを装着すると、3.2m幅のレーンを1回で測定できます。
アンテナの地上高は1mまたは2mに設定できます。
外形寸法:700(W)×1000(D)×350(H)mm (折り畳み時)
外形寸法:700(W)×1000(D)×900(H)mm (組立時)
[コントロールユニット] スタートSWと路側機位置でゼロ点を合わせるSWが付いています。
車載による測定時は、車の車速パルスを取り込み距離を算出します。
DC12Vの電源が必要です。
外形寸法:430(W)×450(D)×101(H)mm (突起物除く)
[PCソフト]
コントロールユニットを制御して、測定した電界強度値を直ちにグラフやマップ図で表示します。本線上にある複数路側機の電界強度を測る場合、自動測定モードを適用できます。これは事前に複数の測定区間の地点『キロポスト』と測定条件を登録しておくと、走行中測定地点毎に操作することなく測定できますので、省力化が可能になります。
電気強度測定式
[台車による測定]
ME9200の台車タイプを使用して、高速道路のETCゲートに設置されている路側機の電界強度分布を、CW波および運用波にて正確に短時間で測定します。
[車載による測定]
ME9200の車載タイプを使用して、高速道路のETCゲート・本線上・ITSスポットに設置されている路側機の電界強度分布を、運用波にて通常走行(100km/h以下)しながら簡便に測定します。
電気強度測定例
PC上で動くME9200のソフトウェアがコントロールユニットを制御して測定を行い、さらにデータの収集・解析・表示を自動的に行います。
例1 [台車での電界強度測定]
ETC路側機のテストレーンにて測定
例2 [車載でのETC電界強度測定]
中央高速道 大月料金所入口にて測定
例3 [車載でのITSスポット電界強度測定]
中央高速道 八王子JCTにて測定