インダクタのインパルス試験を自動化し高速化するインダクタインパルス自動試験システム
最大包装速度1500ppm
試験に応じてステーション数を選択可能
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最大包装速度1500ppm
試験に応じてステーション数を選択可能
生産時の検査・測定において、巻線部品は製品の耐圧を保護するための検査を行います。例えばコイルの絶縁不良は普段使用する使用環境にて発生するレアショートによって引き起こされますが、これにより設計不良、molding加工不良、絶縁材料劣化等が発生します。そのため、レアショート試験を実施する必要性があります。
もし速度の遅い測定設備を使用しているなら、日々増加するカスタマーからの要求に対応することが出来ません。そこでクロマは測定器メーカーとして蓄えた専門知識を活用し、高速レアショート自動試験システムを開発しました。クロマの強みである測定器を組み合わせることで、高速かつ正確な自動化ソリューションを皆様へ提供致します。
1871は生産速度が最速1500ppmの高速レアショート自動試験。カスタマーからの要求に素早く対応することができ、更なる利益を生み出すサポートをいたします。
また、複数プローブによる同時測定機能を保持しているので、開発初期段階に設備投資した測定器を、後に他の用途に再活用することができます。
現在、国際的に工場が要求する品質基準が厳しくなり、製造工程の品質や測定データの履歴を保管することは必須となっています。つまり製造工程のコントロールに必要な資料の保存や即時のデータ処理機能も産業設備に不可欠です。そこで、1871では専用のデータ収集ソフトウェアを完備しています。
Molding Power Choke は現在の市場で勢いのあるスマートフォンやタブレット型PCに使用されている素子です。1871では、各種メーカーの規格に準拠した測定可能であるとともに、サイズが近い素子に対しても部品交換のみで共用することができます。
モデルNo, | |
1871 | 試料サイズ(mm):3.2×2.5,2.5×2.0,2.0×1.6/2.0×1.2,1.6×0.8 |
1871 サイズごとの最大試験能力 (試験試料/分) | ||||||||||
サイズ(mm) | 3.2×2.5 | 2.5×2.0 | 2.0×1.6/2.0×1.2 | 1.6×0.8 | ||||||
高さ(mm) | 1.2 | 1.0 | 1.2 | 1.0 | 1.2 | 1.0 | 0.8 | 1.0 | 0.8 | 0.6 |
片面電極 | 600 | 600 | 800 | 800 | 800 | 800 | 1000 | 800 | 800 | 1200 |
五面電極 | 900 | 900 | 1200 | 1200 | 1500 | 1500 | 1500 | 1500 | 1500 | 1800 |
*上記はインパルス試験においてパルス1.0設定でインパルス試験を5台のステーションで実施した値です。
試験条件設定画面 試験経過モニター画面 試験結果収集画面