最大1,500V/1,000Aの充放電評価可能な試験システム
Li-ionバッテリ充放電試験に欠かせないデータロガー、充放電コントローラ、操作用PC、計測アプリケーションといった必要な機材がセットになったシステムです。
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Li-ionバッテリ充放電試験に欠かせないデータロガー、充放電コントローラ、操作用PC、計測アプリケーションといった必要な機材がセットになったシステムです。
1つの試験プログラムは、プログラム、パターン、ステップ、コマンドの4階層で構成されます。
複数のコマンドが登録されたステップや、パターンをグループ化することで複雑な組合わせも簡単に作成でき、特別なトレーニングは不要です。
* 最大構成:プログラム(99)×パターン(99)×ステップ(99)
充放電プログラムで使う基本コマンド15種類は、すべてアイコン化されています。
いずれかのセル電圧計測値が指定電圧に到達後、定電圧制御運転に移行する「CCセルCVコマンド」や1~1000msecの高速な充放電切り替えが可能な「メモリ運転」(サイクル試験やパルス充放電CC,CPが可能)も標準装備しています。
アイコン方式を採用した充放電コマンドは大変好評で、PCのクリック操作だけでご希望の試験のプログラムが直感的に完成していきます。従来多かったエクセルなどへの入力も一切必要ありません。多様な移行条件の入力も簡単に行うことが出来ます。
運転状態遷移、プログラム進捗状態、動作モード等の他、データロガーで計測する各セルの電圧と温度をリアルタイムにモニタで確認することができます。
また各々のセルの電圧、温度のバラツキ具合も監視し続けます。
保存データ項目を選択できるため、必要なデータだけをファイルに残せます。CSV形式でExcel等の表計算ソフトにて編集できます。データ分割は60,000行毎に、さらに充放電パターンの段階毎に行えます。
外部媒体・ネットワークドライブへのファイル保存も自動複写対応。フローチャートライブラリでは、過去に作成したプログラムを再利用して編集できます。
充放電ソフトでは事前にプログラムの停止条件を設定し、異常な電圧、温度になったときにはプログラムを自動停止させます。
またハード(pCUBE電源本体)での保護、試験プログラムに異常値が入力できないようにするコンパイル入力保護、さらにシステム全体での保護を行うことで安全に試験を行う環境を提供します。
電流の高速応答を実現可能です。単一回路のため、電流の+・ーの切り替わりがシームレスに行えます。インバータ駆動からリチウムイオンバッテリの充放電まで、様々な用途に対応しています。