太陽電池模擬に最適なI-V曲線出力を持つ直流電源
ソーラアレイシミュレーター(SAS)を装備しており、ソフトパネルにより容易に太陽光パネルの特性を模擬した出力を設定できます。 出力電圧は150V/600V/1000V
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ソーラアレイシミュレーター(SAS)を装備しており、ソフトパネルにより容易に太陽光パネルの特性を模擬した出力を設定できます。 出力電圧は150V/600V/1000V
型名 | 62020H-150S | 62050H-600S | 62100H-600S |
電圧範囲 | 0~150V | 0~600V | 0~600V |
電流範囲 | 0~40A | 0~8.5A | 0~17A |
電力容量 | 2KW | 5KW | 10KW |
型名 | 62150H-600S | 62150H-1000S | 62180H-1800S |
電圧範囲 | 0~600V | 0~1000V | 0~1800V* |
電流範囲 | 0~25A | 0~15A | 0~30A |
電力容量 | 15KW | 15KW | 18KW |
Note* : 高電圧の広範囲出力設計は、1500VストリングPVインバーターのテストに適しています。
62000H-SシリーズはVoc,Isc,Vmp,Impなどのパラメータにより、様々な太陽電池素材のI-V特性出力を高速にシミュレーションすることができます。テーブルモードではリモートインターフェースによってユーザーが定義した電圧と電流を128ポイントまで保存、100通りのI-V曲線プログラムと滞留時間(1-15000秒)を一緒に保存できます。そのため簡単に日陰のI-V曲線などのシミュレーションが可能です。
フロントパネルまたはソフトパネルからI-V曲線をSASモードまたはテーブルモードで簡単にプログラムすることができ、最大100通りのI-V曲線を保存する事ができます。保存されたI-V曲線を後から読みだすことができ、リアルタイム追跡機能によるMPPT効率試験およびモニタリングできます。ソフトパネルではスタティックMPPT効率試験の時間を設定する事ができます。各曲線の試験時間はベストな状態でのMPPT効率の性能を分析するため、60-600秒の間で設定することができます。
SandiaとEN 50530におけるI-V曲線の作成において最大入力電力(Pmax)、I-V FILL FOCTOR、Vmin、Vnom、Vmaxを入力することが可能です。最大電力パーセンテージ値(5%, 10%, 20%, 25%, 30%, 50%, 75%, 100%)をクリックすることで、試験する太陽電池のI-Vカーブを自動的に作成します。その後、このデータを実行し、PVインバータの変換効率テストを曲線上で行います。
*別途電力計が必要です。
テーブルモードでは128ポイントのI-V曲線を電圧と電流のエクセルデータにより作成する事が可能です。この情報はソフトウェアを通じて実行され、日陰のI-V曲線のシミュレーションなど、様々なI-V曲線をプログラムできます。このI-V曲線に基づき、MPPT効率を分析および検証することが可能です。
ソフトウェアはエクセルファイルで作成された1日の照射量や気温の状態データを取り込むことにより、I-V曲線の更新時間を最小1秒間隔で実際の天候シミュレーションのもとでMPPTトラッキング試験を行うことができます。
ソフトウェアには自動試験実行機能があり、標準規格(EN 50530やSandia)に準拠したスタティック/ダイナミックMPPT特性試験が簡単に行えます。標準値、最大値、最大電力値、安定化およびテスト時間、EN 50530、Sandiaのパラメータを入力すると、自動でテストを開始しレポートを作成します。
ソフトウェアにはデータを記録/保存する機能があります。保存するデータは電圧、電流、電力MPPT効率および対応するパラメータのサンプリング時間(1s~10000s)で、レポートは研究開発における特性の検証や、生産品質管理に利用することができます。
大容量が必要な場合は62000H-Sシリーズをマスタースレーブ機能により並列させることができ、最大10台/150kWまで増設する事ができます。このモードでは、マスターとスレーブが高速でデータのやりとりを行い自動的に最適な電流を分配、出力します。
※620029 コントロールユニットが必要
複数の150kWソーラーアレイシミュレータシステムを並列接続し、最大1000V/2500A/1500kWまで増設できます。出力電圧、電流をディスプレイに同時表示し、電流分配容量は1500kWまで。標準のUSB/GPIB/イーサネットインターフェースでコントロールできます。