OCI-1000は、小型・軽量(227 g)でありながら高性能なハイパースペクトルイメージングが行える装置です。可視域から近赤外域までの連続スペクトルを、高分解能・高感度に測定します。
大型ハイエンド製品と同等の分光機能を、イメージセンサ上にチップレベルで組み込みました。これにより、小型無人航空機から生産ラインまで、あらゆる場所に設置可能な非常に軽量な装置となっています。また、発展的なアプリケーションとして、外来におけるポイントオブケア診断など、幅広い分野に適用可能です。
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大型ハイエンド製品と同等の分光機能を、イメージセンサ上にチップレベルで組み込みました。これにより、小型無人航空機から生産ラインまで、あらゆる場所に設置可能な非常に軽量な装置となっています。また、発展的なアプリケーションとして、外来におけるポイントオブケア診断など、幅広い分野に適用可能です。
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従来のいわゆるカメラは、入射光の強度をそのままイメージセンサで検出します。 | ![]() | |
一方ハイパースペクトルカメラは、入射光を多数の狭帯域バンドに分割し、イメージセンサの各ピクセルにおいてスペクトルを取得します。 | ![]() | |
スペクトル中の注目ピークの強度をピクセルごとにプロットすることにより、分光イメージを得ることができます。 | ![]() | |
ハイパースペクトルイメージングによって得られるデータは、対象物の (x, y) 座標 、および波長 ・スペクトル強度の4次元のデータであるため、ハイパ ースペクトルキューブと呼ばれま す。(Hypercube: 超立方体) | ![]() |
ウィスクブルーム (whiskbroom) 方式は、データを1点ごとにセンサで検出し、ミラー等を用いてxおよびy方向に掃引してイメージを取得します。 | ![]() | |
プッシュブルーム (pushbroom) 方式は、アレイセンサを用いてx方向のデータをまとめて検出し、y方向に掃引してイメージを取得します。掃引はミラーで行うほか、カメラを搭載した航空機で移動しながら測定したり、ベルトコンベア上を流れる対象物を連続測定したりすることも可能です。 | ![]() | |
スナップショット (snapshot) 方式は、2次元アレイセンサを用いて、xおよびy方向のデータを全て同時にイメージとして取得します。 | ![]() |