交流電源のプロ、菊水電子が放つパワーコンディショナ系統連系試験システム
KATS for PCSでは、パワーコンディショナ周辺に太陽電池の役割となる直流電源PATシリーズを、系統の役割となる高機能交流安定化電源PCR-LE/LE2シリーズを、負荷の役割となる回転機負荷とLCR負荷を配置しています。 また、パワーコンディショナの性能を測定するため、高周波/フリッカアナライザKHA3000やオシロスコープを用いて電力・電圧・電流の計測を行っています。
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KATS for PCSでは、パワーコンディショナ周辺に太陽電池の役割となる直流電源PATシリーズを、系統の役割となる高機能交流安定化電源PCR-LE/LE2シリーズを、負荷の役割となる回転機負荷とLCR負荷を配置しています。 また、パワーコンディショナの性能を測定するため、高周波/フリッカアナライザKHA3000やオシロスコープを用いて電力・電圧・電流の計測を行っています。
2012年7月より「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」がスタートして以来、再生可能エネルギーの導入量は急速に増加しています。その代表的なエネルギーである太陽光発電は産業から家庭まで幅広く普及しています。その太陽光発電システムに欠かせない装置として、パワーコンディショナが挙げられます。 パワーコンディショナは、太陽電池が発電する直流の電力を交流の電力に変換し、系統に対し電力供給を行います。 パワーコンディショナには、受電や送電(逆潮流)の際に系統に悪影響を与えないよう、経済産業省が定める「電力品質確保に係る系統連系(ケイトウレンケイ)技術要件ガイドライン」や、日本電気技術規格委員会が定める「系統連系規程」などで定められた、各種試験を行うことが求められています。 菊水のKATS[キャッツ]システムは、このガイドラインが定める46試験項目のうち、雷サージ試験や温度サイクル試験などを除く、11項目から33項目の試験を全自動で行うことができます。 また試験の中で最も重要である系統を模擬する電源として、交流電源PCR-LEシリーズを使用しており、単相で27kVA、単相3線で54 kVA、三相で81 kVAまで容易に電力アップが行えるシステムとなっています。