電源トラブルの記録と解析、全て同時に1台で!PQA 新世界標準
● 世界基準に準拠したトラブル検証が可能 (IEC61000-4-30 ClassA) ● 高次高調波成分測定もカバーする、80kHzまでの広帯域電圧測定 ● トランジェント電圧は最大6000Vpeak、700kHzまで測定可能 ● AC 6000 Aまで測定可能 ● (ch1, ch2, ch3)とch4で2系統の電力測定、効率演算
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● 世界基準に準拠したトラブル検証が可能 (IEC61000-4-30 ClassA) ● 高次高調波成分測定もカバーする、80kHzまでの広帯域電圧測定 ● トランジェント電圧は最大6000Vpeak、700kHzまで測定可能 ● AC 6000 Aまで測定可能 ● (ch1, ch2, ch3)とch4で2系統の電力測定、効率演算
現代社会において、電力は最も重要なインフラのひとつです。 トラブルが発生しないように日頃から保守管理を行うことは重要です。 また機器の故障や急激な電力需要などを原因として電源トラブルが発生してしまった場合には、速やかな原因の解析が求められます。 電源品質アナライザPQ3198、PQ3100は、あらゆる電源異常を確実にキャッチする測定能力と、結線から記録までをスムーズに行う優れた操作性で、確実な電源解析を支援します。
電力や高調波、異常現象の波形などすべてのパラメータを同時に測定できます。 トランジェント電圧 電圧スウェル(電圧上昇) 電圧ディップ(電圧降下) 停電 周波数変動 突入電流 高調波 高次高調波 不平衡
PQ3198は IEC 61000-4-30 Ed.2 Class A に対応しています。 ギャップなしの連続演算、スウェル/ ディップ/ 停電などのイベント検出方法、GPS(オプション)を使用した時刻同期など、規格に対応した計測ができます。 Class A とは Class A は国際規格 IEC 61000-4-30 で定義されています。異なる測定器で測定されたそれぞれの結果を比較・議論できるよう、電源品質パラメータ・確度・規格への適合性などが規定されています。
最大6,000V、最小0.5μs(2MS/s)幅のトランジェント電圧も測定できます。 また、2kHz〜80kHz までの高次高調波成分も測定できます。 インバーター機器の普及により、この帯域での誤動作や故障要因につながるケースが増加しています。
電圧CH1,2,3とCH4は絶縁されているため、2系統の電力測定、効率測定ができます。 アプリケーション ・EV急速充電器の1次側(AC)と2次側(DC)の同時測定/監視 ・太陽光発電システムの1次側(DC)と2次側(AC)の同時測定/監視 ・DC-AC(三相)インバーターの1次側(DC)と2次側(AC)の同時測定 ・UPSの1次側・2次側同時測定 ・電源(AC)と制御(DC)の2系統同時測定 ・三相ラインと接地線の同時測定 ・地絡検知のための中性線同時測定
基本波周波数40~70Hz、キャリア周波数~20kHz のインバーターの2次側を測定できます。 DC - 三相インバーターであれば、効率測定もできます。 ・より高精度なインバーター測定は弊社パワーアナライザPW6001、 または、PW3390を推奨します。
CT2次側から大電流配線まで、幅広い用途で使えます。 CT7136は50A/500Aの2レンジ、フレキシブルセンサは50A/500A/5000Aの3レンジから選択できます。 レンジの120%まで有効測定範囲のため、フレキシブルセンサ使用時は6000Aまで測定できます。
GPSオプションPW9005を使用することで、機器内部の時刻をUTC標準時を基準とした時刻に補正することができます。 機器による時刻差をなくし、複数の機器で測定したときも現象の同時性を保った解析ができます。
測定場所や測定日時が異なるデータもフォルダ分けして一括読み込みすることができます。 □クイックレポート機能 複数データのトレンドグラフをまとめてレポート出力できます。 繰り返し記録時の日別比較や、複数箇所のデータ比較などに有効です。 □解析データ一覧表示 イベント統計、イベントリスト、イベントグラフなど、測定データの詳細を表示します。 必要な項目だけ選択してレポート出力ができます。
発生状況を日別、時刻別に統計表示します。 特定の時間帯や曜日に発生する異常を発見しやすくします。 また、アメリカの電源品質管理基準に用いられているITIC(CBEMA)カーブ解析(許容度曲線)もできます。
お手元のパソコンから遠隔地にある測定器のデータ観測や遠隔操作ができるようになります。 現場から素早くデータ収集し解析することで、トラブルの早期対応を行えます。 また、全国各地に常設してオフィスで一元監視する保全業務にも最適です。 出張回数が減りコスト削減にもつながります。
基本仕様 (確度保証期間 1年, 調整後確度保証期間 1年)
測定ライン | 単相2線/単相3線/三相3線/三相4線に加え, 別途ch4で電圧/電流/電力測定 (直流または交流) |
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電圧レンジ | ch1〜3: 電圧測定600.00 Vrms, トランジェント測定6.0000 kVpeak ch4: 600.00 VrmsまたはDC, トランジェント測定6.0000 kVpeak |
電流レンジ | AC 500.00 mA〜5.0000 kAまで (使用するセンサにより測定範囲が異なる) |
電力レンジ | 300.00 W〜3.0000 MW (使用する電圧, 電流レンジにより自動的に決定) |
基本確度 | 電圧 : 公称電圧の±0.1% 電流 : ±0.1% rdg. ±0.1% f.s. + 電流センサ確度 有効電力 : ±0.2% rdg. ±0.1% f.s. + 電流センサ確度 |
測定機能 | 1. トランジェント電圧: 2MHzサンプリング 2. 周波数1波: 1波形から演算 200kHzサンプリング 3. 電圧1/2実効値: 半波ずらしの1波形ごと演算 電流1/2実効値: 半波ごと演算 4. スウェル・ディップ・瞬停: 電圧1/2実効値にて検出 5. 突入電流: 電流1/2実効値にて検出 6. 電圧波形比較: 判定エリアを自動生成して比較 7. 瞬時フリッカ値: IEC61000-4-15による 8. 周波数200 ms: 10波・12波から演算 40〜70Hz 9. 周波数10秒間: 10秒間の波形から演算 40〜70Hz 10. 電圧波形ピーク, 電流波形ピーク 11. 電圧, 電流, 有効電力, 皮相電力, 無効電力, 有効電力量, 無効電力量, 力率, 変位力率, 電圧不平衡率, 電流不平衡率, 効率 12. 高次高調波 (電圧/電流): 2k〜80kHz帯域 13. 高調波/位相角 (電圧/電流), 高調波電力: 第0次〜50次 14. 高調波電圧電流位相差: 第1次〜50次 15. 総合高調波歪み率 (電圧/電流) 16. インターハーモニクス (電圧/電流): 第0.5次〜49.5次 17. Kファクタ (増倍率) 18. ΔV10フリッカ, IECフリッカ (短期間/長期間) |
最長記録期間 | 繰返しON時: 1年, 最大記録イベント: 9999×366日 (1日9999件まで) 繰返しOFF時: 35日, 最大記録イベント: 9999件 |
インタフェース | SD/SDHCメモリカード, LAN (HTTPサーバ機能/FTP機能), USB 2.0 (通信) |
表示 | 6.5型TFTカラーLCD (640 × 480ドット) |
電源 | ACアダプタZ1002 (100〜240V, 定格1.7 A, 50/60 Hz) バッテリパックZ1003 (連続使用時間180分, ACアダプタ接続にて充電, 充電時間5時間30分) |
寸法・質量 | 300W × 211H × 68D mm, 2.6 kg (バッテリパックZ1003含む) |
付属品 | 取扱説明書 ×1, 測定ガイド ×1, 電圧コードL1000 ×1 (赤・黄・青・灰, 黒 ×4, アリゲータクリップ ×8), スパイラルチューブ ×20, カラークリップ, ACアダプタZ1002 ×1, ストラップ ×1, USBケーブル (1 m) ×1, バッテリパックZ1003 ×1, SDメモリカード2GB Z4001 ×1, アプリケーションソフトウェア (PQ ONE) ×1 |
PQ3198、PQ3100で記録したデータの分析をもっと詳しくわかりやすく。付属の専用アプリPQ-ONEで、定期的な電力品質管理とレポート作成も、電源異常発生時のトラブル解析も、パソコンとマウスで直感的に行えます。