高インピーダンス信号を、正確に測る。EMC測定の信頼性を支える変換器。
TBLNA-110M-HZは、DC〜110MHzの帯域で1MΩ信号を50Ω系測定器に変換するインピーダンス変換器です。スペクトラムアナライザやRF測定器との接続に最適で、EMC・高周波測定の精度向上に貢献します。
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TBLNA-110M-HZは、DC〜110MHzの帯域で1MΩ信号を50Ω系測定器に変換するインピーダンス変換器です。スペクトラムアナライザやRF測定器との接続に最適で、EMC・高周波測定の精度向上に貢献します。
TBLNA-110M-HZは、1MΩから50ΩまでのDC結合インピーダンス変換器です。DCから110MHzの周波数範囲でフラットな応答特性を持ち、DCから500MHzまで3dBの帯域幅を備えています。インピーダンス変換器の2つの独立した出力のうち、一方のゲインは0dB、もう一方のゲインは20dBです。TBLNA110M-HZを1:10オシロスコーププローブと併用した場合、ゲインは-20dBまたは0dBに相当します。
【アプリケーション】
標準オシロスコーププローブを用いた50Ωシステムにおける回路内測定。
スペクトラムアナライザやその他の50Ω入力RF機器用の高インピーダンス・フロントエンド。
【一般仕様】
● フラット周波数範囲:DC~110 MHz(代表値)
● 3dB周波数範囲:DC~500 MHz(代表値)
● 使用可能周波数範囲:DC~1 GHz
● ゲイン:0 dB、20 dB
● RFコネクタ:BNC(メス)
【入力仕様】
● 入力インピーダンス:1 MΩ // 20 pF
● 入力ノイズ電圧:>2 MHz:<10 nV/√Hz(代表値)詳細は3.3章を参照
● リニア出力の最大入力レベル:
● 150 mVpp(20 dBゲイン出力、1:1で出力飽和)
● 1.5 Vpp(20 dBゲイン出力、1:10で出力飽和)
● 1.5 Vpp(0 dBゲイン出力、1:1で出力飽和)
● 15 Vpp(0 dBゲイン出力、1:10で出力飽和)
● 最大定格:50 Vpp AC
【出力仕様】
● 出力インピーダンス:50 Ω(詳細なグラフは3.2章を参照)
● 出力リターンロス:> 25 dB(詳細なグラフは3.2章を参照)
● P1dBout:
● +8.6 dBm(1.7 Vpp)、20 dBゲイン出力
● +8.6 dBm(≙1.7 Vpp)、0 dBゲイン出力
● IP3out:
● +19 dBmゲイン出力:20dB
● ゲイン出力:+19dBm、0dB
● DCオフセット:出力オフセット < 10mV
【電源仕様】
● 電源コネクタ:同軸電源ソケット、2mm / 5.5mm、中心導体:プラス
● インジケータLED:電源オン、パワーグッド
● 動作電圧:12V、外部電源:100V~240V、50/60Hz
● 消費電流:275mA
● 動作温度範囲:-20℃~+50℃
● 寸法:幅135mm x 高さ40mm x 長さ110mm
● 重量:350g