NI USRPソフトウェア無線デバイス (NI USRP)

日本ナショナルインスツルメンツ（日本電計）｜最終更新日：2024/02/07

基本情報

カスタム信号処理でワイヤレスシステムを迅速に設計、試作、および実装するためのソフトウェア定義RFアーキテクチャです。

USRPソフトウェア無線デバイスは、ホストベースプロセッサ、FPGA、およびRFフロントエンドを組み合わせた再構成可能なRFデバイスです。MIMO（multiple input, multiple output）およびLTE / Wi-Fiテストベッド、シギント、レーダシステムなどのアプリケーションに使用できます。

型番: NI USRP

価格: お問合せ下さい

発売日: 発売中

NI USRPソフトウェア無線デバイスの特長

NI USRPソフトウェア無線デバイス

NIのUSRP (Universal Software Radio Peripheral) デバイスは、RFアプリケーションで使用するソフトウェア無線 (SDR) です。NIのUSRPトランシーバは複数の周波数帯域でRF信号を送受信できるため、通信工学の教育や研究での用途に利用できます。LabVIEW開発環境と組み合わせることで、USRPによって、無線信号を使用してワイヤレスアルゴリズムを検証できる低コストのソリューションを実現できます。

ソフトウェア：LabVIEWとLabVIEW FPGAモジュール用のAPIサポート、サンプルプログラム、詳細なヘルプファイル
周波数範囲：10MHz～6GHz
瞬時帯域幅：最大160MHz
GPS基準周波数発生器（GPSディシプリンオシレータ：GPSDO）オプション
最大2x2トランシーバ・チャンネルまたは4レシーバ・チャンネル
再構成可能なFPGA（一部デバイス）
オンボードx86プロセッサオプション

USRP-2900/2901

周波数範囲：70MHz ～ 6GHz、瞬時帯域幅：56MHz、USB 3.0またはUSB 2.0で接続して使用するUSRPソフトウェア無線デバイスです。

USRP-2900は、受信信1ch、送信1ch
USRP-2901は、受信2ch、送信2ch

USRP-2920/2921/2920

瞬時帯域幅：20MHz、送信1ch、受信1ch、ギガビットイーサネットで接続して使用するUSRPソフトウェア無線デバイスです。

USRP-2920は、周波数範囲：50MHz ～ 2.2GHz
USRP-2921は、周波数範囲：2.4GHz ～ 2.5GHz および 4.9GHz ～ 5.9GHz
USRP-2922は、周波数範囲：400MHz ～ 4.4GHz

USRP-2930/2932

USRP-292xにGPS基準周波数発生器（GPSDO）を搭載したUSRPソフトウェア無線デバイスです。瞬時帯域幅：20MHz、送信1ch、受信1ch、ギガビットイーサネットで接続して使用するします。

USRP-2930は、周波数範囲：50MHz ～ 2.2GHz
USRP-2932は、周波数範囲：400MHz ～ 4.4GHz

USRP-2940/2942/2943/2944/2945

FPGA：Xilinx Kintex-7 410Tを搭載しており、ギガビットイーサネット（1G SFP/10G SFP+）、MXI Express接続を使用するUSRPソフトウェア無線デバイスです。FPGAアプリケーションを開発するにはMXI Express接続が必要です。

USRP-2940は、周波数範囲：50MHz ～ 2.2GHz、瞬時帯域幅：40/120MHz、受信2ch、送信2ch
USRP-2942は、周波数範囲：400MHz ～ 4.4GHz、瞬時帯域幅：40/120MHz、受信2ch、送信2ch
USRP-2943は、周波数範囲：1.2GHz ～ 6GHz、瞬時帯域幅：40/120MHz、受信2ch、送信2ch
USRP-2944は、周波数範囲：10MHz ～ 6GHz、瞬時帯域幅：160MHz、受信2ch、送信2ch
USRP-2945は、周波数範囲：10MHz ～ 6GHz、瞬時帯域幅：80MHz、受信4ch

USRP-2950/2952/2953/2954/2955

USRP-294xにGPS基準周波数発生器（GPSDO）を搭載したUSRPソフトウェア無線デバイスです。FPGA：Xilinx Kintex-7 410Tを搭載しており、ギガビットイーサネット（1G SFP/10G SFP+）、MXI Express接続を使用します。FPGAアプリケーションを開発するにはMXI Express接続が必要です。

USRP-2950は、周波数範囲：50MHz ～ 2.2GHz、瞬時帯域幅：40/120MHz、受信2ch、送信2ch
USRP-2952は、周波数範囲：400MHz ～ 4.4GHz、瞬時帯域幅：40/120MHz、受信2ch、送信2ch
USRP-2953は、周波数範囲：1.2GHz ～ 6GHz、瞬時帯域幅：40/120MHz、受信2ch、送信2ch
USRP-2954は、周波数範囲：10MHz ～ 6GHz、瞬時帯域幅：160MHz、受信2ch、送信2ch
USRP-2955は、周波数範囲：10MHz ～ 6GHz、瞬時帯域幅：80MHz、受信4ch

NI Ettus USRP X410

NI Ettus USRP X410は、NIとEttus Researchの強みを活かした初のUSRPデバイスです。LabVIEWおよびオープンソースソフトウェアにおけるプログラミングが可能です。周波数範囲：1MHz ～ 7.2MHz、瞬時帯域幅：400MHz、受信4ch、送信4ch、FPGA：Xilinx Zynq Ultrascale+ RFSOC ZU28DR、GPS基準周波数発生器（GPSDO）を搭載しています。

USRP-2974

NI Linux Real-Time OSを実行するオンボードIntel Core i7プロセッサ、FPGA： Kintex-7 410Tを搭載したUSRP ソフトウェア無線スタンドアロンデバイスです。周波数範囲：10MHz ～ 6MHz、瞬時帯域幅：160MHz、受信2ch、送信2ch、GPS基準周波数発生器（GPSDO）を搭載しています。

NI USRPソフトウェア無線デバイスに関するお問合せ

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出展企業情報

企業名: 日本ナショナルインスツルメンツ（日本電計）
企業PR: NIは40年以上にわたり、自動テストと自動計測システムの開発を行い、エンジニアの皆様が持つ困難な課題を解決に導けるよう支援を行ってまいりました。お客様とともに、緊密に連携し、創造的なソリューションを通じて、今日、明日、そしてこれからの継続的な事業の成功をお手伝いします。お客様がより良い事業を創出し、より良い世界の構築に貢献できるよう、NIはイノベーションの限界に挑戦します。ともに次の時代を開きましょう。
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