離れた場所にあるデジタル測定器などを管理

REX-WF60はワイヤレスLANを介して離れた場所にあるシリアル通信機器を、制御・管理できるシリアルインターフェイスです。
またコネクターには、EIA/TIA-232-F 規格対応のD-Sub 9Pin を採用しており、RS-232C機器とWi-Fi接続で通信が可能です。

IEEE802.11b/g規格に対応、またWEP-128、WPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(AES)認証に対応し、様々な無線LANの 環境下で使用することができ、シリアルインターフェイスを持たないPCやiOS端末、Android端末なども接続することができ、対象の機器との距離が 離れている場合など様々な用途に使用が可能です。

アクセスポイントモード・インフラストラクチャ、2つのモードを搭載

REX- WF60は、ルーターなど通信機器を介して通信するインフラストラクチャーモードと、REX-WF60をアクセスポイントとして直接通信をおこなうアクセ スポイントモード※1に対応。　離れた場所にある、固定された機器を使用する場合も、ストレスなくRS-232C機器が使用可能。

バーコードスキャナー、磁気カードリーダー、RF-IDタグリーダーなどを接続できます。

※1. アクセスポイントモードを使用するには、REX-WF60のファームウェアのアップデートが必要です。
⇒ファームウェアアップデートユーティリティはこちら

※TA・モデムには対応していません
※RS-232Cポートに接続して使用するシリアルマウスはサポートしていません

1. 本製品の電源を入れる。（外部電源もしくはD-Sub 9番ピン）
   ※D-Subから給電する場合は、シリアル機器と接続してください。
2. REX-WF60とホスト端末を接続する。
3. Wi-Fiの接続設定と、通信プロパティの設定をおこなう。
4. RS-232C機器と接続し通信する。

2通りの電源供給方法で、用途に応じて変更が可能

本 製品への電源供給は、ACアダプターでの給電方法と、接続デバイスからD-Subの9番ピンへ給電する方法の2種類の方法で電源を確保できる為、使用環境 に合わせて使い分けることが可能。　*また、ACアダプターを接続した状態でDIPスイッチを切替えることで、9番ピンから5Vの出力を行うこともでき、 外部の機器へ電源を供給することもできます。

*DC5V/1.0A 程度の供給が可能。

 

通信状態がよくわかる通信モニターLED搭載

本製品と接続された機器との通信状態がわかるLEDを搭載。

簡単設定ユーティリティと通信サンプルプログラムを提供。

簡単設定ユーティリティと通信サンプルプログラムを提供※。また自作アプリケーションに役立つサンプルソースコードを提供。

iOS/Android/Windows共にインフラストラクチャモード簡単設定ユーティリティを提供。
iOS/Android端末にはTCP/IP接続モードの通信サンプルプログラム、WindowsPC版は通信サンプルプログラムはTCP/IP接続モードに加え仮想COMポート接続モードをサポートしています。

◆ iOS アプリケーション ※各画像をクリックすると拡大します

◆ Android アプリケーション ※各画像をクリックすると拡大します

◆ Windows アプリケーション ※各画像をクリックすると拡大します

※画面は開発中のものであり、製品版とは外観および仕様等、異なる場合があります。

有害6物質不使用

REX-WF60は、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの有害６物質を使用していない、環境と人にやさしい製品です。

>> ラトックシステム有害化学物質制限の取り組み