Atmosfär試験機は、完全自動試験専用にデザインされており、自動車産業の一部で一般的になってきている要件の厳しい開発用途での腐食試験に対応します。
これらの試験は元来複合サイクルであり、制御された暴露、またハイレベルな振動（swaying）噴霧バーから試験中のサンプルに直接断続的な噴霧を行いながらさまざまな温度および湿度の条件下で暴露を行います。

この機種の試験内容:
・ Ford CETP 00.00-L-467
・ Volvo VCS 1027,149 (ACT-1)
・ Volvo VCS 1027,1449 (ACT-2)
・ Volvo STD 423-0014
・ Volvo STD 1027,1375
・ ISO 16701
・ Scania STD 4319

特長

柔軟性が増したことにより、Atmosfär試験機は、広範囲に及ぶ国際的な試験標準に準拠し、従来の塩水噴霧試験および複合サイクル腐食試験（CCT）を実行することもできます。

1	エアーシステムコレクションチューブは簡単に取り外しができます。	2	空気拡散と振動噴霧バーユニットスプレーは簡単に取り外せます。	3	Atmosfär試験機は現在、他のタイプの腐食試験にも対応しています。

振動噴霧バー		高速垂直エアフロー
試験機の上部に取り付けられた噴霧ノズルが前後に振動し、扇形の噴霧のパターンを作り出します。これにより、試験サンプルにはまんべんなく塩水が行き届きます。		セパレート型エアーコンディショニングユニットからの高速エアーが、試験サンプル全体を上から下に均一に通過します。
セパレート型エアーコンディショニングユニット		MAG-DRIVE™ -磁気結合噴霧バー駆動システム
エアーコンディショニングユニットにより、プログラムでの温度/湿度制御範囲（-20°C/-4-4°F、または-40°C/-40-40°F。モデルにより異なる）を拡張します。		従来の塩水噴霧試験が必要な場合、試験機から噴霧バーの取り外しが迅速にできます。試験機の壁を通過するドライブシャフトが存在しないため、塩水漏れのリスクはなく、噴霧ノズルが遮断された場合には閉鎖されるため安全です。
調整可能なサンプルラック
可変試験パネルについては最大6mm/0.25”の厚みまで対応可能です。角度は垂直角から垂直から20°まで調整可能です（試験パネルの厚みによって異なります）。このデザインは湿度滞留を最小限に抑えます。

性能

試験器の仕様

キャノピーカラーは自由に選択可能

アスコット社のすべての試験機のキャノピーカラーは追加費用なしで選択できます。以下は、標準のカラーの範囲を示します。

※実際の色と異なる場合があります。

関連記事

サビはどうしてできるのでしょうか？製品にどのような不具合をもたらすのでしょうか？塩水噴霧試験から茶色の自由の女神まで、サビについてわかりやすく解説しています。